チャコールベンガルについて(Charcoal Bengal )

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2020年5月1日からTICAでは新たにチャコールベンガルが公認されました。

 

【charcoalの特徴】
・ Dark Maskの面被り
・目を囲む白いゴーグル状の模様

 

【ポイント】
Charcoalは独立した新しい「カラー」ではなく、「パターン」です。
ベンガルの「パターン」はこれまで「スポテッド(Spotted)」と「マーブル(Marbled)」の2種類でしたが、「Charcoal」の登場によって、新たに「Charcoal Spotted」と「Charcoal Marbled」が加わり4種類になりました。

 

◆「Charcoal」というパターンをもたらすものはAgouti Signaling Protein (ASIP) の変異系の影響であり、それはAsian Leopard Cat(Prionailurus bengalensis)を使って創出したことに起因しています。(※野生猫特有です)

 

◆Charcoalの遺伝子:「Apb/a」

「Charcoal」を理解する際にキーとなるのは「Apb」という遺伝子です。

「Apb」は「Agouti Prionailurus bengalensis」の頭文字を取ったもので、「Prionailurus bengalensis」はレオパードキャットの学術名です。(※ベンガル創出の際の祖先となっているアジアンレオパードキャット(ALC)は「Prionailurus bengalensis」の亜種です)つまり、「Apb」はレオパードキャット特有の「Agouti」の遺伝子ということになります。

 

ここで重要なのは、全てのベンガルが「Apb」を持っているわけではないということです。Chacoalのベンガルを創り出そうとするなら、「Apb」の遺伝子を持っているベンガルを持っていなければならないのです。しかし、「Apb」の遺伝子を持っていれば、それだけで「Charcoal」のベンガルになるかというと、そうではありません。もうひとつ「a」という遺伝子を持ち、「Apb/a」とならなければ本当の「Charcoal」にはなりません。

 

この「a」はいわゆる家猫が持っている「Agouti」の劣性(潜性)遺伝子「a」であり、もし「a/a」ならソリッドのベンガルになります。「Charcoal」のベンガルを創り出すなら、「a」(A/aまたはa/a)の遺伝子を持つBGを保有する必要があります。

逆に言うと、「Charcoal」のベンガルを創り出したいと思うなら、ブラックソリッド(a/a)の子猫が生まれる可能性も覚悟しなければなりません。なぜなら、たとえ「Charcoal」のベンガル同士を交配させたとしても、全て「Charcoal」の子猫が生まれるわけではなく、本当の「Charcoal」のベンガル(Apb/a)は確率的に半数であり、4分の1はブラックソリッド(a/a)の子猫になるからです。

 

◆「Charcoal」には2種類ある

Midnight Charcoal…「Apb/a」の遺伝子→よりCharcoalらしい特徴が出ている

Twilight Chacrcoal…「Apb/Apb」の遺伝子→本当にCharcoalと言い切れるかしら?と迷うパターンになる

 

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